12月
26
2011

薔薇の名前



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内容(「Oricon」データベースより) 宗教裁判が激化している中世ヨーロッパを舞台に、修道士の連続殺人事件の解明に挑む中年の僧と見習い修道士の姿を描いたゴシック・サスペンス。
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ウンベルト・エーコの小説を映画化した作品であるが、中世ヨーロッパの修道院を舞台にした重厚なサスペンス。ショーン・コネリーの名演技もさすがだが、若き日のクリスチャン・スレーターの演技も冴え渡っている。原作の様に、神学的な表現などは薄れているものの、キッチリとサスペンス色を強めて、映画作品としてはかなりの出来栄えに昇華させている。特筆すべきは、中世ヨーロッパの再現具合であるが、文句なしの再現度ではなかろうか。セットだけでなく、よくもまぁこんな顔の人達を集めたなぁ…的な、素晴らしき登場人物には恐れ入りました。

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