6月
26
2007

美術館

美術館に行こうと思っているのだが、好みのイベントを開催している場所がない。
タイミングが悪いのだけなのだろうか?
原美術館で現在開催されている“ヘンリー・ダーガー展”には、少し興味が沸いた。
ヘンリー・ダーガーは50年以上も他人に見せることなく、本当に自分だけの為に描き続けた“非現実の王国で”の作者。
ダーガーの頭の中で繰り広げられていた、怖ろしく歪んだ妄想世界をのぞき見ることに興味があるのだが、展示作品数を見る限りは、う~ん…どうしようかなといった感じ。
横浜美術館では9月29日から、“シュルレアリスムと美術-イメージとリアリティーをめぐって”が開催されるようで、これは猛烈に個人的趣向と一致するので、是非とも行きたい。しかし、かなり先のことだから忘れてしまうのではないか…
どこかの美術館で、ベクシンスキーの展覧会展を開催しないだろうか。
現代におけるグノーシス主義とマニエリスム(解釈によっては全然違うかもしれないけれど)の表現者であったベクシンスキーは、子供の頃から一番好きな画家なのだが、二年程に惨殺されてしまったのだ。実に残念でならない。
因みにベクシンスキーのサイトは、本人の絵画を基調としたデザインとなっており、とても素晴らしいものである。
Zdzislaw Beksinski – Official web

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