6月
23
2007

時計じかけのオレンジ


映画感想コーナーを設置してみました。
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-Amazon.co.jpより-
キューブリック作品で最もカルトな人気を誇る、ウルトラバイオレンスSF作品だ。麻薬、暴力、盗み、暴行など、悪の限りを尽くす近未来の不良グループ。リーダー格のアレックスは、ある盗みの最中に仲間の裏切りで捕まった。その服役中に、悪人を善人に変える奇妙な洗脳実験を受け、暴力を嫌悪する無抵抗な人間となって娑婆に戻される。しかし、そんな彼を待っていたのは、かつて自分が暴力の対象にしていた者たちからのすさまじい報復だった。
アナーキーな若者の過剰なまでの暴力嗜好を、芸術的かつポップなセンスで大胆に映像化した。一度観たらとりつかれるほどの妖しい魔力に満ちた、永遠のバイブル作品だ。(山内拓哉)
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結構好きな映画です。
SFが流行して、未来に対するユートピア思想ってものがあったのですが、これは完全なるディストピア(反ユートピア)思想で作られていますねぇ。
映像と音楽がマッチしているし、色々な要素(裏設定や隠喩なども)が詰まっていて、何度も観てしまいます。恐らくは当時を代表するシンセサイザー“MOOG”によるモノだろうが、クラシック音楽(ベートーベン)がアレンジされていて斬新でした。
…俺はMOOGよりProphet5かOdysseyの方が好きだが。
宇宙ものではなくて、近未来ものです。現実離れしていない範疇でポップな未来です。
暴力シーンなんかが結構あるので、不快に思う人がいるかもしれませんね。
役者が表情を駆使した演技をしていて面白いんですよ。真似したい。
けどねぇ、やっぱSFはユートピア思想でお気楽に展開して欲しいですわ。宇宙カモン!

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