1月
10
2007

GLASS VALLEY / 白い旋律


1. 白い旋律
2. ダンス・イン・ザ・ヘヴン
3. シンディ
4. モーニング・プレジャー
5. フリージン
6. シニカル・スカイ
7. シェイク・イット・ダウン
俺もミスターも影響を受けた、グラス・バレーのファーストアルバム。20年も前の作品です。
邦楽ニューウェーブ界の元祖といっても過言ではないこのバンドですが、このアルバムの一曲目が凄いんです。
サビの部分の歌詞が全部“Ah Ah”なんです。で、そのまんま、
「あ~あ~あ~あ~あ~~♪」
って歌ってるんです!
因みに、その部分のメロは物凄く格好いい。
初めて聴いた時、「何これ!?もったいねえ!」って、もしかしたらデモバージョンか?とか色々思ってしまいましたが…
「“白い旋律”をメロディーと歌詞で表すと、どうなるのか?」
と考えた場合、どうやってもアーアーで歌うしかないんじゃないかと。これで歌うのが正解だったのではないかと思うってのが、時を経た感想です。
多分この解釈であっていると思うけど、こういう商業的じゃない試み・表現手法は素敵です。
出口雅之のニューロマヴォイスは好き嫌いが分かれますが、本田氏の浮遊感溢れるシンセと上領亘氏物凄く変則的なドラムが心地よいです。
勿論ベースとギターも素晴らしい(が、ギターがあまり聞こえん!)。

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