11月
28
2006
ラジオ
日曜日の出来事。以前、ギブソン社に売却前のオリジナル・スタインバーガーを“ヘッドが折れている”と勘違いして、超格安で売ってくれた奇跡の店へ行って参りました。
写真上の品。
「ZOOMの9150」真空管を搭載したマルチエフェクター。
が、1050円。
下の品。
「ROCKTRONのPIRANHA」真空管搭載のアメリカ製プリアンプ。定価148000円。
が、1050円。
俺「あの、これとこれって…」
店主「ん?あ、おにーちゃんまた来た」
俺「これ、1000円で良いんですか?」
店主「おにーちゃん、無線とかラジオ好きなの?」
俺「無線…ラジオ…」
店主「…」
俺「両方下さい」
店主「じゃあ、二個で1050円にオマケ」
俺「…」
ということで、両方手に入れました。
嬉しさのあまり、Chacaさんに怒濤のメールをしました(笑)。
普段はコンディションの劣悪なアコギがほぼ1000円均一。
アンプ(コンポとか書いてる)やエレキ類(フェルナンデス・アリアプロ多し)は容赦なく高いです。
店主のおじさんは楽器と判ると高値を付けてきます。
どう見てもゴミ屋敷としか思えないその店に近づくと、謎の老婆が必ず、
「お二階もどうぞ」
と囁く店です。
どうやら、引っ越しで置き去りにされた物や、何らかの理由で借り主が亡くなり、家主不在の家を掃除して得た戦利品を一時的に保管し、処分価格で売っている模様。
この店は実在しますが、古着に埋まっている楽器を掘り出すのは至難の業です。
人に教えたくない素敵な穴場が、近所にあります。