11月
01
2006
スナイパーJUN
とある広場で、楽しそうに遊んでいる子供とその父親らしき男性。
その向こうにはミニスカアトを穿いた若い女性。
俺は、子供と男の間に出来たわずかな隙間から、どうにかしてその女性を見ようと前のめりになり、一生懸命に目を細め、眉間に皺をよせる。
女性はやがて遠ざかって行った。俺はハッとして我に返る。
そこで俺は、目の前にいる男の顔が青ざめ、非道くこわばっていることに気付いた。
どうやらあの男は、目の前でじゃれている自分達を鬱陶しく思った俺が睨みをきかせてきたのであると勘違いしてしまったようだ。
スナイパー。
俺は、わずかな隙間の向こうにいる相手をもロックオンすることができる。
だがしかし、時には無関係な人間を巻き込んでしまうこともある。
スナイパーは辛いぜぇ。
-小学生の為の、スナイパー豆知識-
スナイパー・JUNは時々、ガムを噛んでいると見せかけて、ハツやミノを噛んでいるんだ。
もしも見破ったら、コッソリと打ち明けてみるんだ。男と女の秘密を教えてくれる筈だから。
追伸:Mr.Kがそろそろブログを更新する“つもり”らしい。