11月
13
2011

アードベッグ

アードベッグ TEN
アードベッグ TEN

アイラ島で作られるモルト・ウイスキーの中でも個性的な銘柄と云われるアードベッグ。

個性って何よ?と聞かれることが多いのですが、まずは香りですね。ハッキリ言って正露丸臭です(笑)。んな臭いで美味いわけ無いだろ!と思われがちですが、これが美味しいんです。まぁ普段吸っているパイプ煙草の銘柄(ダンヒルのロンドン・ミクスチャー)も正露丸臭(パイプ煙草を燻す製法でラタキアと云う)するし、慣れただけなのかもしれませんけど…

そして、口に含んだ時のスモーキーさ(煙た~い感じ)。これがもうたまりません。アイラモルトと云えばボウモアの潮の香りやラフロイグのスモーキーフレーバーとヨード香など、独特のものが多いですね。

このTENはスモーキーであり、匂い立つヨード香りもさる事ながら、若々しくフレッシュな味わいで、アイラモルトの中では一番好きな銘柄です。
フレッシュと書いたけど、度数も高いし(46度)、余韻も長くて酔いとはまた別の幸福感が味わえます。
アードベッグ自体には他にも色々な銘柄がありますが、TENのバランスが一番好きだなぁ。

ロックでも美味しいけれど、香りと味わいを存分に堪能したいので、ストレートで楽しむ事が多いです所持しているリキュールグラスが香りを楽しむのに最適で、これもお気に入り。
特別な日にはギネスをチェイサーにして、ちょっと贅沢をしております。

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